足の爪を切ることの出来ない方への看護師による
訪問爪切り・訪問メディカルフットケアです
いつまでも自分の足で歩くために。
自分の体を支える足の役割はとても大きいです。
足先に痛みがあれば踏ん張ることができず転びやすくなったり、歩きにくくなります。
歩くことが減れば筋力が低下し歩けなくなっていきます。
歩けなくなってくると更に転ぶリスクが増え、転ぶのを恐れ歩かなくなるという悪循環に陥りやすいです。
残された体の機能を最大限に大切にし、いつまでも健やかに過ごす為に、体の土台となる「足」を大切にしましょう!
医療的爪切りやフットケアが必要な方のもとへ訪問し、足・爪の状態をアセスメントした上で、状態に応じたケアの提案を行い、了承の下 専用の器具や機械を使用しケアをします。
足の事だけに関わらず、簡単な健康相談や普段出来るお身体のケア方法、注意する事、簡単な運動など、健康上のお困りごとのご相談をお受けします。
靴が足や爪のトラブルの原因になっている恐れがある場合は靴箱を見ての靴選びや履き方の助言を行います。
また、傷が出来ているなど治療が必要そうだと判断した場合は主治医との連携や医療機関のご提案を致します。
介護スタッフへの正しい爪切りや普段できるフットケア・注意点などを講習します。
以前までは介護士が要介護者の爪を切る事は禁止されていました。
平成17年この法律は緩和され介護士も要介護者の爪を切っても良い事になりましたが、
介護士が切ってよいのは「健康な爪だけ」
なのです。しかし、現状はどうでしょうか?
入居者さんの為を想い・考えケアを提供していても、残念ながら一定の確率で不幸な事故は発生します。その時、利用者さんだけでなく、ケアに当たったスタッフも傷つきます。
誰も事故を起こそうとして事故を起こしているわけではありません。
医療訴訟も利用者本人やご家族の悲しみや怒りの行き場がなく、ケアする側との思いのズレで訴訟に発展するケースもあります。
だからこそ、正しい知識や法律のことを知って頂き、安心して出来るケアを提供して欲しいのです。