病院で爪切りをして貰おうと外来に行って貰うように依頼しても、ご家族もお仕事休んで連れて行くって大変でしたし、病院であっても限られた道具しかないところも多く・・
介護スタッフさん達もどうにかしてあげたいと思っていても、そもそも、「病気の爪は医師か看護師しか切ってはいけません」
爪って伸びていても、そんなに日常生活に困る事は少なく、「爪くらい」と後回しにされがちですし、「爪くらいで」と病院に行かれるのを恥ずかしいと思われる高齢者様も沢山いらっしゃいます。
そうやってそのままにしているうちに、くい込んだ爪から感染したり、痛みが出たり、靴下や衣類に引っ掛けて剥いでしまったり・・・
足の爪は細菌に触れやすい部分で、末端にある事から血液の流れも悪く「爪くらい」から糖尿病などの病気をお持ちの方は足の切断にまで悪化する事もあるデリケートな部分です。
だけど、ケア出来る所が圧倒的に少ない!し、フットケアに関する認識もまだまだ低い現実。
人生100年時代となり、健康寿命延伸の為 国は今予防医療としてフットケアに目を向けています。
いつまでも自分の足で元気に歩く為に 爪ケアを心がけましょう。